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コラム

一般歯科
2022年06月20日 [一般歯科]

鍾乳石状の歯石

鍾乳石状の歯石
唇をめくって始めて歯石があることを知った20代男性。口臭が気になっていたとのこと。鍾乳石のように分厚い塊になってしまうも、自分では意外と気がつかないのが、歯石やプラークなんです。
今回は、歯石をとったことのない20代の若い男性のお話です。長年、歯石が沈着して鍾乳石のような分厚い塊になってしまった方の歯石とりの症例をご紹介いたします。

とった歯石 こちらは実際にとった歯石の画像です。
唇をめくって歯を鏡で見る習慣のない方は、月に1回くらいは、自分の指で唇を持ち上げて歯石や虫歯のチェックをすることをオススメします。特に歯石とりに行く習慣のない方は、人ごとではありませんよ。確かにこの方のようにここまで多くの歯石がついてしまうことは少ないですが、歯周病の進行は歯石の多い少ないとはあまり関係ありません。長年放置するかどうかです。この方はまだ若く、早いうちに気がついてくれたので、これから歯石とりと歯ブラシ歯間ブラシの使用だけで、半年先には引き締まった歯肉になるでしょう。確かに今は歯石が歯肉に食い込んで剥がれてしまっています。細菌により腫れてしまっていて歯周ポケットもとても深い状態にあります。あと10年も放置をすれば歯が揺れてきたと思います。しかし20代、30代のうちならきれいに治る場合が多いです。この記事をきっかけに危機感を持っていただき、近くの歯医者さんに行く気かけになってくれたら幸いです。
日本人の8割は、歯周病になります。人類がかかる病気の中で、ダントツに罹患率が高い病気が実は歯周病でギネスブックにも載っています。その進行には、何十年という長い時間がかかります。はじめは20代で歯周病にかかるも痛みなどの自覚症状がないため多くの場合放置してしまいます。30代でたまに歯肉の出血があっても収まってしまうのでこれもまた、放置してしまいます。
歯周病にかかってから、20年近く経ち、40代でいよいよ、歯が揺れ出し、ここではじめて歯医者にかかるもなかなか治らず、50代、60代で本格的に歯がぐらぐらしてきて抜け出します。70代になると平均10本以上を失うのですが、歯が抜ける理由の半分以上が歯周病です。ちなみに昔は歯槽膿漏なんて呼ばれていましたが歯周病も歯槽膿漏も同じ病気なので、この動画では歯周病として説明していきます。
歯周病を簡単に説明すると、歯を支える骨である歯槽骨を溶かす病気です。結果、支えを失った歯は抜け落ちてしまうわけです。静かな病気と言われているくらい、かかってから何十年も痛いなどの自覚症状に乏しいため長年歯周病を放置をしてしまうことが多いです。そのため40代50代になって歯がぐらぐらしてきてから歯医者に行っても、治せないことも多いです。歯周病は20代、30代からの歯石とりというケアがとても大切なのです。確かに歯を磨かなくても歯周病にならない方もいます。あなたの身の回りにもいませんか?しかしそういう方は少数で、大多数の方はそのような方をマネしたらいけません。
歯周病になりやすい方となりにくい方の差とは、どこにあるのか?それはあなたのお口の中にレッドコンプレックスという3種の細菌種がいるかいないか。レッドコンプレックスの中でも特に1番悪いPG菌がいるかいないか。レッドコンプレックスがお口の中に定着してしまっているような方が、歯石を長年放置すると歯周病になるわけです。しかしレッドコンプレックスがいない方は歯を磨かなくても歯周病なることはまずありません。PG菌をはじめとするレッドコンプレックスは、10代後半から20代で、他人の唾液に混じってあなたのお口中に入り、運が悪いとそのまま定着してしまいます。ペットボトルの回し飲みや、食器からの感染も考えられますが、主な感染経路はキスだと考えられています。つまり歯周病はキスによって広がっているということになり、このことはアメリカの歯周病の教科書にも書かれています。
歯石のおこりはプラークという細菌の塊です。

プラーク
プラークは柔らかいので歯ブラシで取り除けるはずですが、プラークを磨き残すと、唾液の中のカルシウム成分がプラークを石灰化させてしまい歯石という固い物質に変えてしまいます。歯石になると歯ブラシではまず落とせなくなります。歯石になることによってプラークの中で活動していた細菌たちは死んでしまいますが、歯石の表面はざらざらしているため、新たなプラークが定着しやすくなります。この新しいプラークも時間が経つと歯石になります。するとまたその上にもっと新しいプラークが定着し、それもやがて歯石になります。こうしてまるで地層のように、鍾乳石のように歯石はその大きさが成長していきます。初めのうちは白かった歯石も、その成長と共に歯肉に食い込み、血液を吸って黒い歯石となります。血液はレッドコンプレックスの大好物。活気ついた細菌たちにより歯周病は加速的に進行します。歯肉からの出血は危険信号なのですが、痛みがないためスルーしてしまう方が多いです。年月が経ち歯槽骨の破壊が始まり、歯がぐらついてきてから歯医者を受診します。これが40代、50代になってからが多いんです。はっきり言って中等度以上の歯周病は治りません。その進行を止められれば成功なんです。
人生100年時代がこれからやってきます。歯で苦労する人生は本当に大変ですよ。
歯で苦労している60代、70代の方大勢いらっしゃいます。「若い頃から歯を大事にすればよかった。予防の話は我々の若い頃は言われなかった。」と後悔している年配の方はとても多いです。あなたが20代、30代の方で、私の言ったことに気がついて歯医者さんに行くという行動ができれば歯の将来は変えられます。定期的な歯石とりによって歯の喪失率は劇的に改善するです。
こちらの記事に関する動画は当院YouTubeチャンネルで公開しております。こちらからご覧いただけます。この動画の使用を許可してくれた20代の方も、しばらく治療すれば歯周病は治り、口臭の悩みもなくなるでしょう。口臭が気になるという動機から歯医者を受診したという行動が、将来の自分の歯を守れたということになったわけで、人生においてどれだけ大きなものを手に入れられたか、この方がいずれ年配になったときに、わかってくれるものと思います。
40代以上の方、治らない歯はあるかもしれませんが、今からでも守れる歯もあるはずです。歯科衛生士さんに歯石、プラークをとってもらいに歯医者さんにいきましょう。歯は削って治療の時代から、失う前に予防をする時代にしなくてはいけません。しばらく歯石をとっていない方の受診のきっかけになれば幸いです。
横浜市戸塚区にございます内藤歯科は駅前にあります。お近くにお住まいの方は、当院へいらしてみませんか?「抜歯後歯をどうしたらよいか悩んでいる、インプラントを検討している、入れ歯がなかなか合わない、口臭が気になる」といったお悩みの方、当院では患者様のお話をゆっくりと丁寧にお伺いします。

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