インプラントオペ室について|インプラント歯科の横浜歯友会 戸塚駅前内藤歯科

〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町13 ラピス戸塚3 7階
Tel.045-443-6014

お問い合わせ

カレンダー

ヘッダー画像

横浜でインプラントや虫歯治療を行う内藤歯科のお役立ちコラム

インプラントオペ室について|インプラント歯科の横浜歯友会 戸塚駅前内藤歯科

インプラントオペ室について

インプラントオペ室インプラントのオペ室について、患者様からよくお問い合わせをいただくことがあるので、今回はそのご質問にお答えしていこうと思います。

<患者様からのご質問>
「戸塚駅前内藤歯科さんにはオペ室がありますか?今通っている歯科医院でインプラントを勧められているのですが、オペ室がないので少し不安を覚えております。 普通に治療をしているユニットでオペをやると、今通っている歯科医院の院長先生がおっしゃっていたので心配になりました。本当に普通のユニットで手術をしても問題がないのでしょうか?普段虫歯の治療をしているので、清潔ではないような気がするのですが、やはりオペ室がある所の方が安心でしょうか?」

①当院ではインプラント専用のオペ室を完備しております。
当院のオペ室はインプラントのオペにしか使わない特別な部屋になっており、1日1回から多くて4回ほどしか使用しません。通常の治療ユニットよりも清潔です。使用頻度が低いこと、土足禁止であること、虫歯治療や歯のクリーニングの際に飛ぶ飛沫がないことで汚れにくいはずです。さらに1回オペが終わると、室内の清掃や消毒に歯科衛生士が30分かけてクリーニングをいたします。
またクリーンエアーのシステムも装備されております。汚れた空気を吸い取り、清潔な空気が出るような仕組みにもなっておりますので、安心していただけると思います。
また他にインプラントの小器具は1cmに満たないものが多く、その器具を洗浄するためだけに専用のシンクも装備しました。そうすることにより、インプラント以外の器具と混ざることなく、洗浄・高圧滅菌をするため、器具の紛失や余計な器具の混入がなく、小器具の効率的な管理ができます。

②オペは普通のユニットでもきちんと消毒をすれば問題ないと考えています。
しかし、普通のユニットで手術をしても清潔レベルにおいてあまり問題ないと思っております。虫歯を削った後のユニットでも、熟練のスタッフが手術室同様30分ほどかけてユニットを清掃、消毒を行えば、手術室同様とまではいかなくても、オペをすることに対してあまり問題はないと考えております。ここでポイントとなるのは、本当に普通のユニットを手間暇かけて清掃消毒ができるか?ということです。歯科医院のスタッフは、電話が鳴ったり、患者様から声をかけられたり、他のスタッフに頼まれごとをされたりするのは日常茶飯事で、普通のユニットでオペ前の消毒をしていると、他の仕事がどんどんと舞い込んできますので、忙しいです。そのため、普通のユニットを落ち着いて清掃や消毒をできるかと言われると、そのまとまった時間が取りづらいのでないかと思います。それに比べると専用のオペ室は他からの急な仕事が舞い込むことは滅多にありませんでので確実に室内のクリーニングが行えるメリットはあると思います。

③オペ室のクリーンレベルよりも口腔内の清掃の方が大切です。
口腔内の手術の際、手術室の滅菌レベルよりも、むしろお口の周りや口腔内の消毒の仕方の方が大事だと思います。インプラントはお口の中の手術になりますので、唾液と一緒に細菌が入ります。細菌が入れば感染リスクが高まるので手術前の口腔内クリーニングや消毒は室内の清掃よりも重要だと言えます。当院ではオペ室の清掃も気遣ってはおりますが、口腔内の清掃の方がより大切だと考えています。

④最適化された環境が必要
私がオペ室を完備した理由は清潔レベルの確保のためだけではありません。私にとって最も手術がやりやすい環境を作るためにオペ室を作りました。私にとって手術がやりやすい環境とは、ドクターがなるべく動かず、術野から目を離さなくて済む環境で、必要な器具が瞬時に手元に受け渡されることです。オペは決して一人ではできません。人間の手は2本しかないからです。インプラントのオペには清潔域に4本、清潔域外に2本の手が必要になります。つまり、ドクターと熟練のアシスタント2人が1チームで息の合った連携が必要です。私とチームを組む歯科衛生士はもう十何年も一緒にオペをしてきた相棒であります。ほとんど声で指示をすることなく、次の器具が私の手元に運ばれてきます。手術中、出血の量や患者様の容態、骨の硬さにより使う器具が状況に合わせ変化していきます。対応するためには第一助手も第二助手も場数から得た経験が最も大切なことなのですが、さらに器具の収納場所やライトやコンセントの位置、アシスタントの導線が交差しない手術室の適切な広さ、手術台の広さと床からの高さ、各器具の配置場所、ディスプレイの反射防止の工夫、ライトの適度な明るさと角度、ガーゼの折り方など、徹底的に効率化を研究してこだわりのオペ室を作りました。インプラントオペを原宿院で15年やってきて、不便であった点は戸塚駅前院のオペ室で全て解消させました。考えられる最小の手数を目指して手術に集中ができるようになったと思います。また、術前術後の説明のために口腔内カメラも導入しております。
横浜市内でもこれだけの設備が充実したオペ室は少ないかと思います。一度見学にいらしてみませんか?

記事監修者

戸塚駅前内藤歯科 院長 内藤克仁

戸塚駅前内藤歯科 院長
内藤克仁(ないとうかつひと)

平成18年に横浜市戸塚区にて内藤歯科を開業。
令和3年より戸塚駅前内藤歯科を開業し、ストローマン社製インプラントを専門に歯科治療を行っています。
患者様に寄り添った治療を心掛けています。