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コラム

インプラント
2022年03月22日 [インプラント]

インプラント周囲炎について

インプラント周囲炎
10年前に入れて、快適に使っていたインプラントが抜けてきてしまった。日頃丁寧に歯ブラシをして、仕上げにマウスウォッシュまでをしていたのに。はじめの2、3年はインプラントをした歯科医院で定期的なクリーニングをしていたけれども、さまざまな理由で足が遠のいてしまっていた。特に問題がなく経過していたので、まあいいかということでそのままにしておいてしまった。そのインプラントが抜けた理由は、おそらく「インプラント周囲炎」だと思います。インプラントを入れてしばらくクリーニングをしていない方に見ていただきたい内容となっております。また、これからインプラントを入れる予定の方にも見ていただきたいと思います。

インプラントを入れた後、歯科医院にメンテナンスに長期間行っていない方へ、早めにクリーニング行った方がいいですよというお話をしていこうと思います。
当院にも、他の医院でインプラントを入れたけれど、いろいろな理由でそこの医院に行かなくなってしまい、クリーニングだけくる方も多く来院されております。横浜近郊の方でクリーニングだけ受けたい方でも歓迎しております。なお患者様が希望されていないところへのインプラントをすすめることは致しませんので安心してご来院ください。

インプラント周囲炎が起こる理由の第一位がプラークの長期間放置です。

プラーク

プラークとはこれのことです。見たことありますよね。

顕微鏡で見たプラーク

これを3000倍の顕微鏡でみてみますとこんな感じです。当院でも顕微鏡で患者様にみていただいて、プラークの正体を理解していただきます。ちなみに虫歯も歯周病もこのプラーク、またはプラークが固まった歯石が原因です。もしあなたが、肉眼の3000倍の視力があったならならば、こういった細菌がインプラントと歯肉との間に潜ろうとしている様子が確認できるはずです。細菌がインプラントと歯肉との間に潜る様子が肉眼で見えたら、危機感を覚えるでしょうから、あなたはきっと細菌を取るはずです。歯ブラシや歯間ブラシでささっとやるでしょう。しかし、歯にくっついているプラークは白くて見えにくいし、細菌などは見えるはずもないのでプラークに対して危機感を感じることはありません。

インプラントを入れてクリーニングに来ないということは、例えるとシロアリがいるところに、新築の家を建てて放置している状態ということです。家を建てることと、シロアリの駆除はセットでなくてはならないでしょう。いやいや、私は歯ブラシ頑張っているから大丈夫!だと思っている方、甘いです。プラークはそんなに優しくはありません。あなたが歯ブラシした後、プラークの赤染をしてみてください。薬局に行けばプラークの染色液は売っています。当院でもよく行っています。
ご自身でプラークをきちんととるなんて、正直無理なんです。1時間磨いたとしても、同じところばかりを磨いてしまい、いつも同じところが磨けない。すると磨けないところは何年も磨いていないことになるわけです。これらを放置すればそれはインプラント周囲炎になってしまいます。すると、自己流の歯ブラシをしている以上、インプラント周囲炎のリスクはすごく高くなってしまいます。インプラントを入れた方、悪いことは言いません。歯科衛生士さんにプラークや歯石をとってもらいましょう。当院では3から4ヶ月に一度からスタートして、リスクの高い方は1〜2ヶ月に1度の頻度で、リスクの低い方は半年に1度の頻度でプラーク除去を行っております。
では、インプラント周囲炎はプラーク除去さえ徹底的に行えば必ず防ぐことができるのかと言われると、どうもそうではないと。インプラントを打った位置や、造骨
手術をしたかしないか、インプラントの長さ、スクリューリテインかセメント固定かなど、プラーク原因説以外にも理由があると、さまざまな論文で言われ始めてきています。しかし、プラークが原因で引き起こされるインプラント周囲炎もかなり多いと考えられていて、はっきりと何割がプラークが原因でインプラント周囲炎が起こると論文によってもさまざまで言いきれませんが、色々な論文を見てみますと半分程度はプラークが原因なのかと個人的には考えています。すると、やはりインプラントの周囲からプラークを除去し続けていく必要はあり、インプラントが長持ちするかどうかの要素だと思います。
一方、インプラント周囲炎の原因はプラーク以外にも報告があり、プラークさえ除去していれば確実に防ぐことができるわけではないということがわかってきました。しかし、プラークが原因という割合は依然として高いと考えられ、やはりインプラントを入れた後は、プラークの徹底除去は必須の条件であるということに変わりはありません。

これからインプラントをされる方へ。インプラントを入れることと、定期的なクリーニングはセットと考えてください。さもないとインプラント周囲炎のリスクは上がります。インプラント周囲炎の原因について、2022年の時点では、決定的な論文はありません。よって、さまざまな論文、書籍、歯科業界の総意の他、私の個人的な見解も含む内容となりますことご容赦ください。

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