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コラム

お役立ち情報
2022年05月16日 [お役立ち情報]

歯科治療ばかりしていたら歯がなくなりますよ(後編)

歯のクリーニング
今回は前回の続きで、大人の方で歯の弱い方に歯の健診・予防をおすすめするお話をしたいと思います。
「プラーク、歯石がなければ虫歯、歯周病は発症しません。プラークがあって初めて虫歯や歯周病になります。」このことをご存じない方が非常に多いので覚えておいてください。もう一度言います。プラークがあるから、虫歯や歯周病になるんです。ちなみに、プラークが石灰化して硬くなったものを歯石と言いますが、この記事ではプラークと歯石は同じようなものとして説明していきます。
私はよく患者さんにプラークと歯は、シロアリと家の関係に似ていると例え話をします。あなたの家がシロアリに食べられて天井から雨漏りしたとしましょう。あなたはどうしますか?まず大工さんを呼んで天井を修理してもらうでしょうか?いやそれより先にシロアリの駆除業者を呼んで、シロアリを駆除べきですよね?原因を取り除く方が修理よりも先ですよね?シロアリの時にはそういう正しい判断ができるのですが、しかし、なぜか歯の場合、治療だけやって、原因であるプラークは放置してしまうんです。あなたも歯の治療をした後、歯の磨き方を見直して変えてみたでしょうか?虫歯や歯周病の原因はプラークです。なぜプラークを放っておくのでしょうか?理由は2つあります。
@プラークの中の細菌が肉眼で見えないからです。シロアリは肉眼で見えるから気持ち悪い!ってことで駆除することに積極的になるのかなと考えています。しかし3000倍の顕微鏡で見るとプラークの中もこんな感じ。さらに数で言ったらシロアリの比ではありません。
プラーク
口腔内細菌
この白いプラークを見たら、あなたの歯にもこのような細菌がいるんだと思い出してくださいね。
A先ほども申し上げた虫歯の洪水時代に作られた常識がいまだに色濃く残っているからです。歯は虫歯ができてから治療するもの、削って治すもの。腕の良い歯科医師が最新の設備や材料で治療をすると、歯は長持ちすると言った前時代的な思想から抜け出せないでいるというわけです。
歯についているこれがプラークとは知らない人もいますし、プラークの中にたくさんの細菌がいると知らない人が多いのです。唇をめくってプラークがついているか確認する意識も低い方が日本人の場合ほとんどです。そういう本質的なことを本気で説明しない歯科医師側の意識にも問題があるんじゃないかと思っています。その割に、ブリッジ、インプラント、入れ歯だとか治療法はよく知ってご存じなわけです。歯科医師が、プラークを除去して歯を守ろうということを患者さんに教えずに、歯がダメになってからの治療法ばかりを説明する、現在の歯科医療。なにかおかしいと思いませんか?本来は歳を取ってから自分の歯で食事ができるように、歯科医療があるべきだと思うのです。シロアリを駆除するように、プラークを取りに歯科医院に来ませんか?プラークや歯石に対してシロアリと同じような危機感を持ってください。
口腔内細菌
プラークの中にはこのような細菌がぎっしりと詰まっているのです。シロアリをプラークを駆除してくれるのは歯科衛生士という国家資格を持った人たちです。
あなたの歯を守るのは実は歯医者ではありません。歯科衛生士なんです。歯医者ができるのは削って詰める治療です、放置しておくよりも多少はマシだという程度のことしかできません。歯医者の治療をしょっちゅう受けているようでは、歳をとって自分の歯で噛めなくなります。私は歯ブラシでは歯は磨ききれないと考えています。プラーク染色液で赤く染めて見たらわかります。歯は自己流で一日30分やっても磨ききれません。プラークは甘くありません。細菌の増殖スピードは1時間に2 倍。半日で数千倍になる計算です。プラークはシロアリよりよほど強敵だと思います。
ちなみに話はずいぶんそれますが、少し衝撃的な未来のお話をしましょう。現在「細菌株の移植」という研究がされていて、歯を磨かなくてプラークがべっとりとついていても、虫歯や歯周病にならない時代が来ると考えられています。すなわち虫歯、歯周病が絶滅するかもしれない研究が本気ですすめられています。お口の中の細菌を病原性の低い細菌ばかりで構成し、プラークを弱毒化しようという試みです。予想では2050年くらいとのことなのですが、成功すれば歯科医療史上最大のイノベーションとなるでしょう。まあ将来のイノベーションを予想するのは難しいので、本当にそうなるかは2050年になってみないとわかりませんが。すると2050年までは予防でプラーク、歯石をとるしかなさそうです。予防が現在できる最高の歯科医療だと考えます。削って詰める治療、神経をとる治療はなるべくしないようにしたいものです。
歯科衛生士による予防コンサル
当院でも、7名の歯科衛生士が欧米と同じく、担当制で患者さんの歯をメンテナンスしております。毎回同じ顔の歯科衛生士が見ますので、腫れている場所や汚れている場所を毎回チェックできます。時間をかけて丁寧に細菌検査やプラークの赤染、雑談などフレンドリーに対応しております。横浜近郊で、歳を取っても自分の歯で食事をしたいとお考えの方、当院へいらっしゃってみませんか?大きな入れ歯を入れている方でも、残りの歯を守ることはできます。もう遅いということはありません。当院に通えない遠方の方も、お近くの予防に力を入れている歯医者さんにいきましょう。歯科衛生士があなたの歯を守ってくれるはずです。さあ、いかがでしたでしょうか?前編と後編の記事をご覧になって歯科医療に対する常識はアップデートできたでしょうか?削って詰める治療から、プラークをとる予防にあなたの考えは変わりましたでしょうか?
前回に続き、同じテーマでの記事となりましたが、予防の大切さをご理解いただけましたでしょうか。定期的に歯医者さんへ行くことをおすすめします。インプラントを入れた方も同様でインプラント周囲炎を防ぐために歯のクリーニングを行うことが大事です。インプラントを入れても歯医者さんへ通えていない方、当院では他院で入れたインプラントのメンテナンスも行っております。インプラント周囲炎のお話についてはこちらからご覧ください。お口の中のお悩みなど、当院へご相談ください。お待ちしております。
また、今回前編と後編と紹介させていただいた内容に関する動画も当院YouTubeで公開しておりますので、ご興味がありましたら、こちらよりご覧ください。

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