【7)入れ歯】
入れ歯のことがわかる動画
入れ歯の説明動画
この動画だけで、入れ歯についてご理解できます。迷ったら保険の入れ歯がおすすめ
歯を抜いたあと
歯を抜いたあと、入れ歯、インプラント、ブリッジで迷ったら、まず保険の入れ歯を試してみてください。もうすでに「インプラントにするつもり。」とか「自費のブリッジにするつもり。」など決めていらっしゃるなら構いませんが、どれにするか迷っていらっしゃる方でしたら保険で入れ歯を作ってみることをおすすめします。その理由は?
保険で入れ歯を作ってもあなたに合うか合わないかは分かりません。しかし、入れ歯でしたら合わなければ使わなければ良いだけです。高い入れ歯やブリッジなどはそうはいきません。保険の入れ歯が気に入ったら
ぜひそのままご使用ください。それ以上の治療は必要ありません。ただし半年に一度は入れ歯のメンテナンスと消毒に歯科医院へ行くといいでしょう。保険の入れ歯が合わなかったら
原因を探します。保険の入れ歯のどこが合わなかったのか?取り外しの煩わしさなのか?異物感なのか?見た目がお気に召さないのか?舌感が悪いのか?解決策を探しましょう
その原因を解決する手段は入れ歯の設計を変えれば良いのか?インプラントが良いのか?ブリッジが良いのか?患者様それぞれ答えが違いますので最善策を一緒に考えましょう。入れ歯とは?
取り外しができる人工歯のことです。
入れ歯とは、患者様ご自身が取り外しができる人工歯のことです。金属のバネ(専門用語でクラスプ)による維持力で他の歯に固定したり、総入れ歯の場合は入れ歯の吸着力で口腔内に維持されます。1本欠損から多数歯欠損まで、どんな欠損パターンにも対応できます。歯を削らなくてもよいメリットがある代わりに、着脱をしなくてはいけないことと、装着時の異物感がデメリットです。取り外しができない人工歯をブリッジといいます。
ブリッジとは接着剤で固定する人工歯のことです。異物感が少ないのですが、歯を削らなくてはいけません。ブリッジについてはこちらをご覧ください。入れ歯のメリットとデメリット
入れ歯のメリット
インプラントと比較して | 1)保険がきくので安い。数千円〜1万円。 2)治療期間が短い。1週間〜1カ月。 3)手術がない。 |
ブリッジと比較して | 1)歯を削らない。 2)多数歯欠損でも対応できる。 |
入れ歯のデメリット
インプラントと比較して | 1)装着時の異物感が強い。 2)硬いものが噛みにくい。 3)取り外しをする煩わしさがある。 4)金属のバネ(クラスプ)が見える。 |
ブリッジと比較して | 1)装着時の異物感が強い。 2)硬いものが噛みにくい。 3)取り外しをする煩わしさがある。 4)金属のバネ(クラスプ)が見える。 |
自費の入れ歯について
自費の入れ歯の説明動画
この動画をご覧いただければ、当院の自費の入れ歯の考え方がお分かりいただけます。腕の良い入れ歯の専門技工士を抱えております
良い入れ歯の条件
@型取りの精度A歯科技工士の腕
B歯科医師の設計
歯医者は腕の良い技工士を見つけるのも仕事のうち
特に自費の入れ歯は歯科医師、歯科技工士が持てる最高の技術を尽くします。歯科医師は型取りと設計には最善を尽くし、製作のほとんどを担うのは歯科技工士です。私にとって最高と思える入れ歯専門の歯科技工士が静岡県の磐田市にいますが、当院の入れ歯製作を一手に担ってくれております。連絡もよくとっており、息もぴったり合っております。お互いに信頼関係にあります。自費の入れ歯は種類も豊富
クラスプが前から見て目立ちにくい入れ歯もあります。強度の高い金属を使用することにより、薄く小さく目立ちにくい質の高いものに仕上げることができます。クラスプのないスマイルデンチャーもありますし、クラスプを白く目立たせないホワイトクラスプデンチャーもあります。ただし、自費にして効果的な欠損パターンと、保険のものとあまり効果の変わらない欠損パターンがありますのでご相談ください。
自費の入れ歯の価格
15〜55万円(税込)一番出る価格帯は20万円〜30万円のものが多いです。
入れ歯は歯に優しいのか
入れ歯は歯に優しいのかがわかる説明動画
よく比較されるのがブリッジです。ブリッジというのは、前後の歯を削り、接着剤で貼り付けます。取り外しをしなくていい反面、前後の歯を削るので、歯にとっては優しくないということになります。そのため、ブリッジに比べると、入れ歯は歯に優しいとよく言われています。それは本当でしょうか?小さな入れ歯に関しては優しい
小さな入れ歯はブリッジと比べると歯を削らないため歯に優しいと言えます。しかし、大きくなってくると
大きな入れ歯(左右にまたがる入れ歯、左右にクラスプがあるタイプ)は、取り外しの仕方を間違えると、入れ歯でも残っている歯に大きな力が働くので歯に大きな負担をかけて揺らしてしまう場合があります。テコの力が危ない
片方側だけ力を入れて入れ歯を外そうとすると、反対側の歯に、てこの原理(横揺れ)の力が加わり、歯が抜けてしまうといったケースも有ります。対策としましては、左右にクラスプがある場合は、左右のクラスプを持って垂直方向に全部少しずつずらして外していくのが良いです。取り外しの仕方には特に注意しましょう。入れ歯と発音障害について
入れ歯をつけると滑舌が悪くなるという方はこの動画をご覧ください
入れ歯を入れたのだけれども、滑舌が悪くなったというお悩みの方、もしくはこれから入れ歯を入れようと検討されている方、参考にしてみてください。入れ歯を入れて発音障害が出る場合の多くは上の入れ歯が原因です。下の入れ歯では、あまり発音障害が起きません。発音障害が出る理由は下記にあります。発音は横口蓋ヒダが大切
上の前歯の裏側にあるザラザラしたヒダのことを「横口蓋ヒダ(おうこうがいひだ)」といいます。横口蓋ヒダを隠してしまうと
この横口蓋ヒダとベロの摩擦を使って発音する言葉があります。例えば、画像にございます赤い○でつけた文字の発音です。(人によって違いはあるかもしれません。)45文字のうち18文字、つまり約3分の1くらいの文字については、横口蓋ヒダとベロとの摩擦で発音する言葉となります。そのため、摩擦がないと、正しく発音できない場合があります。