参考文献2|インプラントは神奈川県横浜市戸塚区の医療法人横浜歯友会内藤歯科。横浜歯友会で使用しているストローマンインプラントは、客観的な研究対象としても世界No1です。

インプラント 横浜
このHPは内藤歯科のインプラントのHPです。一般歯科のHPはこちら

電話での質問のみでも歓迎! TEL.045-858-3755 完全予約制

ストローマンインプラント臨床データ2
過去10年にわたり、インプラント治療は科学的なデータを蓄積しつつ大きく前進したと言える。インプラント治療の進歩は多くの部分において、インプラントハードウエアの進歩によってささえられてきた。その中でも、インプラント表面の主流が機械加工(turned,machined)表面から微小な粗さを持った画期的なマイクロラフサーフェイスへと移行したことは90年代の大きな出来事であり、インプラント治療の成績が及び安全性が大きく進歩したと言えるだろう。特に骨質が非常に悪い状態で従来インプラント治療が不可能とされていたような部分における臨床成績の向上、ひいてはインテグレーション獲得期間の短縮による早期負荷のコンセプトが誕生することになった。このことは患者、歯科医師双方の大きなメリットとなったのは言うまでもなく、患者のQOLに対しても大きく寄与したと考えて良いだろう。ラフサーフェイスへの移行の始まりはストローマン社より90年代後半発表された、サンドブラストラージグリッド酸処理サーフェイスである。(以降SLAと略する)SLAサーフェイスは市場導入前に多くの動物実験をベースとした基本実験が行われ、その良好な結果を得られたというしっかりとしたエビデンスがある。現在多くのインプラントに対し、長期的に高い成功率が期待されており、マイクロラフサーフェイスでも10年以上の追跡データは公式には存在しないのが現状である。ついでに、市販されている他のメーカーのインプラント表面においても10年以上の追跡データはない。インプラント表面の開発は日進月歩であり同じメーカーであっても10年前のインプラントは1つ2つ前の加工技術となっていること、インプラント1本1本の残存結果を正確に記録していくことの手間が比較的煩雑で作業量が多く、臨床に追われる歯科医師たちにとって残存率をはじき出すためだけにそこまでの手間は面倒であるため、後回しにされてきた経緯があるのではないだろうか?
2010年4月ジュネーブで行われたITI学会ワールドシンポジウムにおいて、イエテボリ(スウェーデン)大学のフィッシャー博士が上顎無歯顎におけるインプラント10年後の治療成績を発表した。使用したインプラントはストローマン社製SLAサーフェイスのインプラントだ。この発表はSLAサーフェイスインプラントに2つの荷重プロトコルを用いた場合の10年以上にわたる長期予後の治療成績について比較検討することを目的とした。対象患者は上顎無歯顎患者24人(男性8人、女性16人)、上顎におけるフルブリッジの上部構造を装着し、早期荷重(試験群95本)と遅延荷重(対照群47本)とを比較し、10年間のレントゲン検査を継続した。結果として10年にわたるインプラント生存率は95%を上回ることが明らかとなった。また、5年目と10年目のインプラント周囲の骨吸収のレントゲン像にも大きな異差は認められないという結果であった。これは上部構造の生存率が高く、患者の満足度が高かったことを示している。また、同様の論文が海外で目立つようになってきている。では日本国内の結果はいかがであろうか。日本ではランダム化比較試験を行うことは非常に難しい現状が存在する。この度の臨床経験の豊富な臨床医にSLAサーフェイスの10年経過症例の提出を依頼した。可能な限り多くの種類別の症例を選んだが、長期にわたる症例の追跡調査がいかに難しいか、作業量が多く、正確性や信頼性に欠けるかが伺える。SLAサーフェイスインプラントも販売から17年たち、十分な治療実績と臨床的なエビデンスを背景にインプラントサーフェイスのスタンダードの王道であると言えると思う。また、近年臨床応用されているインプラントの本数が右肩上がりに増えており、今後の追跡調査によりSLAサーフェイスインプラントの実力が、多くの論文で発表されると予想され、現在より多様性に富んだ症例部位でも確認できると思われる。

PageTop