インプラント 横浜
医療法人横浜歯友会内藤歯科

当院で骨造成をしないわけ|インプラントは神奈川県横浜市戸塚区の医療法人横浜歯友会内藤歯科。

■当院で骨造成をしないわけ

骨造成とは  骨造成とはインプラントを支える骨が不足している場合、人工骨を不足している箇所に充填して、数ヵ月後に天然骨になる事を期待する治療法です。主にはサイナスリフトとGBRがあります。

サイナスリフト

GBR

サイナスリフト  ソケットリフト
 上顎の臼歯部は3〜4割くらいの方の骨が薄く普通にインプラントが埋入できません。そのため上顎洞という空間に手術で人工骨を置き、数ヵ月後に人工骨が天然骨に置換することを期待する治療法です。
GBR
 骨幅が狭い所にインプラントを置くときのテクニックです。インプラントを骨に埋めた後、インプラントが露出したところに人工骨を置いて、膜を被せて数ヵ月後天然骨になる事を期待する治療法です。
なぜ骨造成をしないのか?
 骨造成は痛み、腫れのわりに、実際は成功率が高いとは言えません。命にかかわらない歯の治療、そこまで大変な思いをさせてまで手術しなくてもいいのでは?と思っています。

 また、昨今のインプラントトラブルの問題に骨造成の失敗が多くあると思います。骨造成をやらない単純なインプラント治療こそが、成功症例を積み上げ、インプラントは危ないと思われている患者様の信頼を取り戻す方法の1つだと考えています。難症例といわれる骨の少ない症例は必ずリスクがつきまといます。難症例の手術を行わないことを安全と考えるか、技術不足だと考えるかはご意見が様々あると思いますが、難症例の手術をしなければインプラントは非常に高い成功率であることは、誰しも異論はないと思います。
 私(内藤)は歯を失って、患者の立場になったらインプラントにします。通常のインプラント治療の術後の痛みはそう大したことはないですし、高い成功率と大きな利便性をもたらしてくれるからです。ですから私の母や叔母など身内にもインプラント治療はしております。
 しかし、サイナスリフトやGBRをやらなければインプラントができないほど骨が少なければ、インプラントはやらなくてよいと思っています。どんな名医と呼ばれる先生にも骨造成するインプラントはしてほしいと思いません。特にサイナスリフトだけやって欲しくないと思っています。
 
 以下は骨造成の私見です。

@ 痛くて腫れるといった術後の急性症状が強いから
 骨造成は術後、痛いことが多いです。抜歯の体への負担を1とすれば通常のインプラント治療は1〜2くらいと思います。ですから、通常のインプラント手術であればお勧めできます。ちなみに下顎の親知らずの難抜歯は2〜4といったところでしょうか。GBRは範囲によってですが2〜3くらいと思います。しかしサイナスリフトは5〜10くらいあると思います。個人的にはもはや入院が必要なレベルだと思っています。

A 手術自体が難しいから
 サイナスリフトは特に難しいです。骨が薄い場合や、リフトするシュナイダー膜が薄い場合は、困難を極めます。シュナイダー膜が厚いとか薄いとかは術前でははっきりとわかりません。見えない部分は感覚で行う所も多くちょっとしたことで失敗につながりやすいと思います。
 GBRも人工骨を盛った後のメンブレンと呼ばれる膜を張るのが難しく、逆に感染を起こして骨が吸収するなんて話は珍しくありません。
B 人工骨が信用できないから
 人工骨もさまざまな種類が研究されています。しかし、置いてきた人工骨が天然の骨に置換されることもあれば、されないこともあります。
 実際私がした経験を1例挙げます。ある患者様がとある大学でサイナスリフトをやられました。半年後にインプラント手術をするという予定でいらっしゃいましたが、急きょ転勤となってしまいました。サイナスリフトから2年後にその患者さまは当院を受診され、インプラントを私に入れて欲しいと依頼されました。レントゲンを見るとなるほど上顎洞には、不透過像がありいかにも骨らしくみえたのでオペをさせていただきました。しかしドリリングしているとなかがザラザラした感触がしたのでドリルを引き抜いてみると粉砂糖のような人工骨が出てきました。すなわち、人工骨を入れて2年もたっているのに骨になっていなかったのです。

C 長期的な安定率が疑問だから
 通常のストローマンインプラントの10年後の残存率は97%とも言われているのに対しGBRやサイナスリフトは、長期的な成功率ははっきりとしたデータに乏しいので比較すらできません。

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