【インプラントの治療期間】
治療の流れがわかる動画
この動画で概要がご理解いただけます。
※動画内のインプラント2本価格について価格変更をしました。インプラント2本で275,000円×2=550,000円(税込)となります。※
インプラントの治療費の詳細はこちらをご覧ください。
※動画内のインプラント2本価格について価格変更をしました。インプラント2本で275,000円×2=550,000円(税込)となります。※
インプラントの治療費の詳細はこちらをご覧ください。
治療期間は3ヶ月半(目安です)
治療計画の概要
<通院回数> | <内容> |
(1回目) インプラント相談、契約 |
CT撮影、計画立案、お見積もり。よろしければ契約をします。 |
(2回目) 手術 |
全額お支払いを手術前までに済ませていただきます。 |
(3回目) 消毒 (opeの翌日) |
5分くらいで終わります。※小さな症例は省略 |
(4回目) 抜糸 (opeから3週間後) |
5分くらいで終わります。※フラップレス手術の方は省略 |
(5回目) 定着確認と口腔内スキャン (opeから3か月後) |
インプラントの定着検査をして、型取りをします。 |
(6回目) 試し歯set (opeから3か月後) |
使用感を試すためのプラスチックの歯を入れます。 |
(7回目) ジルコニア人工歯set (opeから3か月半後) |
これで終了です。あとは半年検診の流れになります。 |
あくまでも目安です。
上の表はあくまでも目安です。症例が大きくなれば回数もかかりますし、時間もかかります。特に上の前歯が入ると回数がかかる傾向があります。仮歯を入れたりなどの追加オプションがあるとさらにかかります。【治療の流れ】
1)インプラント相談
インプラント相談は、以下の6項目を無料で行っております。セカンドオピニオンでもお気軽にいらっしゃってください。メールでのご相談も承っております。インプラントの良い点ばかりでなく、リスクもきちんと説明します。
まずはじめにご挨拶から、そして患者様のお話をゆっくりお伺いします。
まずはじめにご挨拶から、そして患者様のお話をゆっくりお伺いします。
1)問診
まずはお話をゆっくり伺います。当院にいらっしゃった経緯、ご希望の治療ビジョン、社会的な予定、通院環境など。2)お口の中の審査
口腔内を直接診察します。歯の揺れや歯ぐきの腫れ、治療の状況などを判断します。3)持病がある方は健康診断の表をお持ちいただきます
インプラントができるかどうか判断いたします。持病がある方は健康診断の結果表やお薬手帳をお持ちください。4)パノラマレントゲン
2次元のレントゲンを撮影します。大まかに口腔内を把握するのに使います。5)CTレントゲン
3次元のレントゲンを撮影します。インプラント埋入予定位置の骨量を立体的に表示し、ストローマンインプラントを入れた時のシュミレーションをします。6)治療計画、見積もり、治療期間
ここで半分の方は、インプラントをしません。他の治療法の計画をお話します。残りの半分の方には、インプラントのお話をします。見積もりや治療期間、回数、インプラントのリスクの説明をします。治療費の詳細はこちら。
2)患者さんの意思決定、契約書記入
数日、ゆっくりお考えください。インプラントをするご意思が固まりましたら、契約書にサインをしてください。
手術日を予約してください。治療費の入金は手術前までになります。
手術日を予約してください。治療費の入金は手術前までになります。
3)手術
4)消毒
翌日にきていただいて、経過観察と、消毒をいたします。
※小さい症例は、消毒を省略しております。
※小さい症例は、消毒を省略しております。
5)抜糸
手術から3週間後、抜糸をします。5分程度で済みます。痛くはありません。
フラップレス手術の方は縫合をしませんので抜糸もありません。
この先2ヶ月来院はありません。
フラップレス手術の方は縫合をしませんので抜糸もありません。
この先2ヶ月来院はありません。
6)インテグレーションの確認
手術から3ヶ月後、インテグレーション(インプラントと骨が結合すること)が十分かどうか判断します。実は歯科医にとって一番緊張する最も大切な瞬間です。当院ではオステルという機械を使って、しっかりくっついているかを診断していきます。当院の定着の成功率は97.5%となります。まず、ピンセットで触ってみると、40本中1本は骨との結合不良により明らかにぐらぐらしており、残念ながら撤去となります。撤去となった場合は、3〜5ヶ月待っていただき、再度埋入手術となります。その際費用の負担はございませんが、治療の期間が延びます。
オステル(スウェーデン製)
磁気パルスでインテグレーションを数値測定する最も有名な機器です。直接インプラントに検査器具を接触させないため、余分な衝撃を与えません。インテグレーションはインプラント治療の要です。従来のように、レントゲンや歯科医の勘と経験に頼るだけではなく、デジタルデータも参考にします。
7)プラスチック人工歯製作
口腔内デジタルスキャナーを使用して、プラスチックで試し歯(トライ)を作製します。
試し歯(トライ)を口腔内にねじ止めして、日常生活を送っていただき、使いにくいところを指摘してもらい、調整をしていきます。
試し歯(トライ)を口腔内にねじ止めして、日常生活を送っていただき、使いにくいところを指摘してもらい、調整をしていきます。
8)ジルコニア人工歯装着(治療終了)
ジルコニア人工歯をsetします。トライで合わせてあるので、ノータッチでsetができる精度になっています。
9)メンテナンス
半年に1度(治療の多い方は4ヶ月に1度)インプラントの状況確認や噛み合わせの様子、骨の検査などを診察します。合わせてお口の中を全体的にクリーニングいたします。
クリーニングをしないと、インプラント周囲炎の確率が高まるため、インプラントの持ちが悪くなることがわかっています。1回3,000円程度かかります。
クリーニングをしないと、インプラント周囲炎の確率が高まるため、インプラントの持ちが悪くなることがわかっています。1回3,000円程度かかります。
【インテグレーション(骨結合)】
動画
上の動画で定着確認(インテグレーション)をご理解いただけます。
手術から3ヶ月後にインプラントが骨に定着すること
@インプラントの手術で、骨にドリルで穴を開けます。
Aインプラントを入れて、上にキャップを閉めます。これで手術は終わりです。
B仮歯を付けます。
これから3ヶ月待ちます。この時点ではまだ、骨とインプラントは全くくっついていません。
この症例の場合は仮歯を両端の歯に接着剤でつけているだけで、インプラントと仮歯は接続していません。仮歯は付けられる場合とそうでない場合があります。
これから3ヶ月待ちます。この時点ではまだ、骨とインプラントは全くくっついていません。
この症例の場合は仮歯を両端の歯に接着剤でつけているだけで、インプラントと仮歯は接続していません。仮歯は付けられる場合とそうでない場合があります。
C3ヶ月待っている間、骨がインプラントをだんだん包んでいきます。
3ヶ月間、インプラントをなるべく揺らしてはいけません。
インプラントを揺らすと、インプラントが異物だということが骨にバレてしまうからです。
静かに骨に包まれるのを信じて待ちましょう。
ですから、インプラントを入れてすぐに、人工歯を直接結合させる治療法はインテグレーションを阻害する可能性が高くなるわけです。即時荷重と言うのですが、当院ではリスクがあると考えているので行っておりません。
3ヶ月間、インプラントをなるべく揺らしてはいけません。
インプラントを揺らすと、インプラントが異物だということが骨にバレてしまうからです。
静かに骨に包まれるのを信じて待ちましょう。
ですから、インプラントを入れてすぐに、人工歯を直接結合させる治療法はインテグレーションを阻害する可能性が高くなるわけです。即時荷重と言うのですが、当院ではリスクがあると考えているので行っておりません。
D3ヶ月後、骨がインプラントを包み込み、骨結合が無事完了しました。
インプラントと骨との結合をインテグレーションと言います。
インプラントと骨との結合をインテグレーションと言います。
E手術から3ヶ月後、インテグレーションの判断をする治療行程です。
Fインテグレーションの測定器でオステルという機器です。
オステルは磁気パルスを発生させインプラントを共鳴させて、その振動数を測定することにより、インテグレーションを客観的に数値化することができる機器です。
この数値によりインテグレーションの合否を決定します。
上顎なら65点以上、下顎なら70点以上で合格をつけるのが基本的な基準となります。
達しない場合はしばらく寝かせておく場合もあります。
オステルは磁気パルスを発生させインプラントを共鳴させて、その振動数を測定することにより、インテグレーションを客観的に数値化することができる機器です。
この数値によりインテグレーションの合否を決定します。
上顎なら65点以上、下顎なら70点以上で合格をつけるのが基本的な基準となります。
達しない場合はしばらく寝かせておく場合もあります。
当院のインテグレーション確率
当院でのインテグレーション獲得率は97%です。
1850本中55本がインテグレーション獲得に失敗しました。確率は3%くらいです。(H24年12月にストローマンインプラントに変更してからH31年2月まで。)
患者さんには「30本打つと、3ヶ月後には1本くっついていない確率です。」と説明しています。
残念ながら手術で埋入したインプラント全てをインテグレーションを獲得するわけではありません。
インテグレーションしない理由
はっきりとはわかりません。
推測の範囲ですが、手術後早い段階で、インプラントを入れた位置が微小にずれてしまうのが原因と思っています。具体的には舌や指で動かしてしまう。入れ歯がインプラントに当たってしまうなど。手術時のドリルの回転スピードが早いと、骨が火傷してインテグレーションしないとも言われていますが、私はドリルスピードを推奨回転数の半分以下でゆっくりやるのと、こまめに生理食塩水で冷却しながら行っているので、火傷のエラーはないのではないかと思っています。
細菌の感染とか喫煙とか言われたりもしますが、個人的には違う気もします。
インテグレーションを獲得できなかった場合
残念ながら、再手術を受けていただきます。
もちろん費用の追加はありません。すぐに打てる場合もあれば、数ヶ月待ってようやく打てる場合もあります。
どちらになるかはケースバイケースで患者様が選択できるわけではありません。
再手術のインテグレーション確率も97%です。